6月19日は、スウェーデン3大飲み会の一つ、夏至祭イブの日です。
夏至祭とは、短い夏の到来を祝うお祭り。6月の第3金曜日が夏至祭イブとなり、この日は祝日になります。
でも要は、家族親戚友人知人を集めて、昼間から深夜まで飲んで歌って食べまくる日なのです。
私達も夏至祭飲み会に呼ばれ、主催者のリクエストにより、和食1品とジャパンクイズを用意して知人宅へ向かいました。
和食ですが、こんな時に助かるチラシ寿司のもと。手毬寿司にして、スウェーデン国旗に見立てた薄焼き卵をのせみたけれど、誰も気づかなかったなぁ。
そして、器用な夫。庭の花を摘んできて、こんな花輪を作ってくれました。夏至祭には欠かせないアイテムの一つです。
知人宅は、毎度のことながら、ものすごい人の数です。大人が20人くらい、そしてその大人たちの子供が10人くらい、その子供達が連れてきた犬が家中を走りまわっていて、いい感じに盛り上がっています。
初対面の人が多く、「ヘイヘイ」と言いながら、握手&自己紹介を10人位の人たちとしていきますが、人見知りをする私、このアルコール入っていない状態での初対面の挨拶が苦手で、早く乾杯タイムにならないかなぁ、と思うのです。
今回は各自1品持ちより形式だったのですが、手作りのニシンの酢漬けを持参する人が多く、おかげで色々なニシン酢漬けを楽しめました。マスタードあえ、カレー風味、赤ワインヴィネガーあえ等など。このにしんの酢漬けを、ゆでたての新ジャガイモ、刻んだ小ネギに赤玉ねぎを混ぜて食べると最高です。これ食べた後すぐにウォッカをストレートで飲むと、強いアルコールで口の中がさーっと爽やかになり、なかなかいい感じ。
焼酎ともあうんじゃないかな。
スウェーデンのホームパーティでは、必ず男女が入れ替わりに座ります。わざとカップルや友人同士を離して、新しい者同士か隣りになるような席順になっている場合があります。新しい者同士で話せるきっかけを作る配慮なのかな。今回も予め席札が置かれてました。
毎回恒例の乾杯ソングが始まりました。
テーブルの上には、乾杯ソングブックが置かれてました。
中身をペラペラめくってみたら、裏表印刷されびっしり全て歌詞がのってます。
20ページ以上はあったなぁ。
どことなく日本の軍歌を思わせる曲調が多くて、皆さん勇ましく歌います。
歌い終わるとウォッカを飲む。これを繰り返すわけです。
一人でウォッカを飲むのはタブーなんですって。飲みたければ、歌を歌って皆で飲む、これがルール。
総勢20人が大声で軍歌(じゃないけど)を歌っている情景は、なんともスウェーデンぽくって、私は好きです。ビデオ持ってくればよかったと思うのでした。
5,6曲歌い終わると、主催者夫妻が歌い始めました。
そして、お酒を一気に飲乾し、空になったグラスを頭にのせ、ランボーランボーランボーと叫ぶのです。
言葉自体に意味はなくて、空にしたんだよ、というジェスチャーとのこと。
いいなぁ、スウェーデン人。あー、ビデオで撮りたかったなぁ!
書き出すと止まらないのですが、2時半ごろからウォッカで乾杯し、ビール、ワイン、そして途中でコーヒーブレークがあって、またワイン、ウィスキーやブランデーも出て、終わったのが12時。
ウコンのおかげで、翌日こうしてブログが書けています。
スウェーデンには日本に興味がある人が多いなぁ、とよく感じます。
普通の本屋で日本の漫画本が売られているし、寿司屋の数はかなり多いし、日本へ旅行したことがある人や、日本語を習っている高校生が昨日のパーティーにはいました。
なので、こういうスウェーデン人のあつまりに参加すると、質問攻めにあいます。
朝食は何を食べるの? 焼き魚と答えると、とっても驚かれます。朝からフィッシュ!?って感じなのかしら。
日本人の夫はごみ出しするの、夫の立場が強いと聞いたのだけど、日本女性は夫に物を頼むときどうたって言うの? なんて質問も。 スウェーデンは強い女性が多いから、夫へ対する物言いもキツいのです。なんで、日本には、褒めて夫を使う、手の上で夫を転がす、という考えがあるんですよ、と説明しました。
それってかなりアドバンスねぇ、と感心してたけど。
長くなりましたが、最後にもう一つ。
スウェーデン人について語っていた時、スウェーデン人ご本人が言った言葉で印象的だったのが、
スウェーデン人は、人をあれこれ批判するのが好きで、新車を買ったり、家を建てたりすると、必ず何か言う人が出てくるの。(富をひけらかす事は皆さん嫌います) なので、そういった陰口を避けるためにも、「ラゴム」(スウェーデン語で「ホドホドに」という意味)というのが、一番良いのよねぇ。
なるほど。何事にもホドホドがいい、ということ!?
夏至祭とは、短い夏の到来を祝うお祭り。6月の第3金曜日が夏至祭イブとなり、この日は祝日になります。
でも要は、家族親戚友人知人を集めて、昼間から深夜まで飲んで歌って食べまくる日なのです。
私達も夏至祭飲み会に呼ばれ、主催者のリクエストにより、和食1品とジャパンクイズを用意して知人宅へ向かいました。
和食ですが、こんな時に助かるチラシ寿司のもと。手毬寿司にして、スウェーデン国旗に見立てた薄焼き卵をのせみたけれど、誰も気づかなかったなぁ。
そして、器用な夫。庭の花を摘んできて、こんな花輪を作ってくれました。夏至祭には欠かせないアイテムの一つです。
知人宅は、毎度のことながら、ものすごい人の数です。大人が20人くらい、そしてその大人たちの子供が10人くらい、その子供達が連れてきた犬が家中を走りまわっていて、いい感じに盛り上がっています。
初対面の人が多く、「ヘイヘイ」と言いながら、握手&自己紹介を10人位の人たちとしていきますが、人見知りをする私、このアルコール入っていない状態での初対面の挨拶が苦手で、早く乾杯タイムにならないかなぁ、と思うのです。
今回は各自1品持ちより形式だったのですが、手作りのニシンの酢漬けを持参する人が多く、おかげで色々なニシン酢漬けを楽しめました。マスタードあえ、カレー風味、赤ワインヴィネガーあえ等など。このにしんの酢漬けを、ゆでたての新ジャガイモ、刻んだ小ネギに赤玉ねぎを混ぜて食べると最高です。これ食べた後すぐにウォッカをストレートで飲むと、強いアルコールで口の中がさーっと爽やかになり、なかなかいい感じ。
焼酎ともあうんじゃないかな。
スウェーデンのホームパーティでは、必ず男女が入れ替わりに座ります。わざとカップルや友人同士を離して、新しい者同士か隣りになるような席順になっている場合があります。新しい者同士で話せるきっかけを作る配慮なのかな。今回も予め席札が置かれてました。
毎回恒例の乾杯ソングが始まりました。
テーブルの上には、乾杯ソングブックが置かれてました。
中身をペラペラめくってみたら、裏表印刷されびっしり全て歌詞がのってます。
20ページ以上はあったなぁ。
どことなく日本の軍歌を思わせる曲調が多くて、皆さん勇ましく歌います。
歌い終わるとウォッカを飲む。これを繰り返すわけです。
一人でウォッカを飲むのはタブーなんですって。飲みたければ、歌を歌って皆で飲む、これがルール。
総勢20人が大声で軍歌(じゃないけど)を歌っている情景は、なんともスウェーデンぽくって、私は好きです。ビデオ持ってくればよかったと思うのでした。
5,6曲歌い終わると、主催者夫妻が歌い始めました。
そして、お酒を一気に飲乾し、空になったグラスを頭にのせ、ランボーランボーランボーと叫ぶのです。
言葉自体に意味はなくて、空にしたんだよ、というジェスチャーとのこと。
いいなぁ、スウェーデン人。あー、ビデオで撮りたかったなぁ!
書き出すと止まらないのですが、2時半ごろからウォッカで乾杯し、ビール、ワイン、そして途中でコーヒーブレークがあって、またワイン、ウィスキーやブランデーも出て、終わったのが12時。
ウコンのおかげで、翌日こうしてブログが書けています。
スウェーデンには日本に興味がある人が多いなぁ、とよく感じます。
普通の本屋で日本の漫画本が売られているし、寿司屋の数はかなり多いし、日本へ旅行したことがある人や、日本語を習っている高校生が昨日のパーティーにはいました。
なので、こういうスウェーデン人のあつまりに参加すると、質問攻めにあいます。
朝食は何を食べるの? 焼き魚と答えると、とっても驚かれます。朝からフィッシュ!?って感じなのかしら。
日本人の夫はごみ出しするの、夫の立場が強いと聞いたのだけど、日本女性は夫に物を頼むときどうたって言うの? なんて質問も。 スウェーデンは強い女性が多いから、夫へ対する物言いもキツいのです。なんで、日本には、褒めて夫を使う、手の上で夫を転がす、という考えがあるんですよ、と説明しました。
それってかなりアドバンスねぇ、と感心してたけど。
長くなりましたが、最後にもう一つ。
スウェーデン人について語っていた時、スウェーデン人ご本人が言った言葉で印象的だったのが、
スウェーデン人は、人をあれこれ批判するのが好きで、新車を買ったり、家を建てたりすると、必ず何か言う人が出てくるの。(富をひけらかす事は皆さん嫌います) なので、そういった陰口を避けるためにも、「ラゴム」(スウェーデン語で「ホドホドに」という意味)というのが、一番良いのよねぇ。
なるほど。何事にもホドホドがいい、ということ!?
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by dykes
| 2009-06-20 20:05
| スウェーデン人について